雨の山居倉庫。 ここも雨の似合う場所。 和風建築にはだいたい雨が似合うけれど、どうしてだろう。 雨が滲みこむ木の表情や雨が光らせる瓦のにぶい色、銀鼠の空にコントラストを失った建物。 全てが雨と調和するようにできているかのようだ。
撮影する身からすると雨は厄介でうっとうしいが、 雨が似合う場所、雨が引き立ててくれる景色というものは存在する。 雨でラッキーと思えるような人に、私はなりたい。
街に雨、鳥に雨、心に雨。
歴史の街に雨はよく似合う。
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