Panasonic GX7
朝から降っていた雨がようやく上がり、取り残された雲があわてて空へ帰ってゆく。 とても美しい時。
やっと九月が色づき始めた。 夏が終わる一抹のさみしさを感じさせながら、秋はついに来たのである。
山道にも秋はやって来た。 そして秋はだんだん標高を下げて、私たちの暮らしている街にやって来るのだ。
高原には秋が降りて来た。 誰かが集めた栃の実。 栃の実は栗よりも漫画チックでかわいい。
残暑がきびしく30度を超える日が続いていようが、「いつになったら涼しくなるんでしょうね」と誰かがニュースのインタビューに答えていようが、次の季節は準備を始めているのだ。
差すような日差しと重そうな黒い影。 ああ、修行のようだ。 風鈴の音も体を冷やしてはくれない。
のほほんとした春やほんのりとした秋は修行の場としての寺には似合わない季節だ。 やはり酷暑の夏、厳冬の冬が寺にはよく似合うのではないだろうか。 ただ自分が寺巡りをするなら、春と秋が好みではあるのだが。
楽しむのは主に、無料開放のスペースです。 そこだけでも、じゅうぶん楽しめる。
栗の生産量が多い町ではなく、栗菓子で有名な町。 栗もなか・栗落雁・栗ようかん・栗モンブラン・栗ソフト・栗ごはん..... あっ、栗かの子も。 だから、栗が落ちていても栗菓子が落ちているように見えてしまう訳です。
おしゃれなフラッペ・やや高価なかき氷・庶民の氷水という位置づけいいのでしょうか。 氷水という呼び方も本当に久しぶり。 イチゴミルクや宇治金時もいいですが、ここはぐっとシンプルに「ミルクをおねがいします」 ああ、涼しくなった。
このところ毎日発令中。 雷様の音を聞かない日はいつだったか思い出せないくらい。 その割に雨はほとんど降らずに水不足気味の八月。 そんな八月も今週で終わりだ。